テスト前の自習席は、いつも満席に近いです! ― だからこそ、空席が並ぶ日は少し寂しいです。

GIFTの自習席の話をさせてください。
定期テストの1週間前になると、自習席はほとんど埋まります。来る時間も早くなって、「まだ席ありますか?」と聞かれる日も出てきます。この時期の教室は、静かなのにどこか熱があって、こちらとしても見ていて嬉しい光景です。
みんな、ちゃんとスイッチが入るんです。 これは本当にすごいことだと思っています。
ところが。
テストが終わって少し経つと、埋まっていた席にぽつぽつと空席が生まれます。あんなに賑わっていた教室が、急に広く感じられる日が来ます。
正直なところ、これがちょっと寂しいんです。
誰も悪くないことは分かっています。それでも、あの熱気を知っているぶん、空いた席を見ると「あの子、今日は来ないのか」と思ってしまいます。
今日は、その空席の話をさせてください。責めたいわけではまったくなく、ここを変えるだけで、かなり得をするよという話です!
テストが終わった後に来なくなるのは、自然なことです。
まず、これは当たり前のことだと思っています。
テストという明確な締め切りがあるから動ける。終わればその理由がなくなる。これは人として普通の反応です。大人でも同じです。
ですから、「テスト後に来なくなる人は意識が低い」なんて話ではありません。締め切りがないときに動くのは、単純に難しい。 それだけのことです。
そして、もっと大事なことを言わせてください。
テスト前に自習席に来ている。それ自体が、すでに素晴らしいことです。
テスト前は、家でなんとなく過ごしてしまうこともできます。「まあ大丈夫だろう」で済ませることもできます。その中で、わざわざ荷物を持って教室まで来て、席に座って、2時間3時間を使う。これは誰にでもできることではありません。
自分で「やらないといけない」と判断して、自分の足で動いている。その力は、間違いなく本物です。 そこは、こちらも毎回ちゃんと見ています。
今日お伝えしたいのは、「来ていないこと」を責める話ではありません。すでに持っているその力を、もう少し広い範囲で使うと、もっと楽になりますよという話です。
そのうえで、ひとつ知っておいてほしいことがあります。
テスト前の満席は、テスト後の自習席がすいている時期に通っていた人ほど、楽に過ごせているんです。
「テスト前だけ」だと、どうしても間に合いません。
テスト前の1週間に自習席が埋まるのは、言い換えるとみんなが同時に慌てているということです。
この時期にやることは、だいたいこうなります。
ワークを範囲の最後まで進める
提出物を仕上げる
暗記科目を詰める
数学や英語の分からないところを質問する
これを7日で全部やるのは、かなり大変です。特に数学と英語は、その場で詰め込んでも点になりにくい科目です。理解に時間がかかるので、1週間では間に合わないことが多いんです。
一方、テストのない時期にも来ていた人はどうでしょうか。ワークは早めに進んでいて、分からないところは先に質問が済んでいます。だからテスト前の1週間を、暗記と仕上げだけに使えます。
同じ1週間なのに、使い方がまったく違ってきます。この差が、点数の差になります。
テストがない時期こそ、やることがあります!
「テストがないと、何をすればいいか分からない」
これもよく聞きます。実はこれが、来なくなる最大の理由かもしれません。でも、やることはちゃんとあります。
返ってきたテストの解き直し … いちばん点につながる作業です
前の単元の復習 … 数学や英語は、ここが後で効いてきます
英単語や漢字 … 毎日少しずつが最強のジャンルです
学校のワークを少し先に進める … テスト前の自分がかなり楽になります
質問をためておいて聞く … 混んでいない時期は、ゆっくり聞けます
最後のひとつは、けっこう大きいです。テスト前は質問も混み合いますが、すいている時期なら、じっくり時間を使えます。 同じ質問をするなら、こちらのほうが明らかにお得です!
席が空いているうちに、来てほしい理由があります。
もうひとつ、現実的な話をします。
テスト前は、本当に席が埋まります。「今日は家で集中できないから自習に行こう」と思った日に、席がないことがあるんです。
普段から来ている人は、自分の決まった時間帯が分かっているので、その影響を受けにくくなります。逆に、テスト前だけ来ようとすると、いちばん混んでいる時期に場所を探すことになります。
すいている時期に自分の「定位置」を作っておくと、テスト前が楽になります。 これはちょっとした裏技かもしれません!
途切れると、戻るのに力がいります。
これは多くの人が経験していると思います。
テストが終わって2週間来なかったあと、また来るとき。なんとなく気が重くなります。前回どこまでやったか忘れているし、「久しぶりだからしっかりやらないと」と身構えてしまうからです。
でも、先週来た人が今週来るのに、決意はいりません。 続いている状態は、続けるのがいちばん軽いんです。
ここが、「週1回でもいいから来てほしい」とお伝えしている理由です。量ではなく、途切れさせないことのほうが、ずっと大事です。
曜日を1つ、決めてみてください!
おすすめの始め方は、とてもシンプルです。
「自分は○曜日に自習に行く」と決めてしまうこと。
週1回で構いません。授業がある日の前後でも大丈夫です。「時間があったら行く」にすると、たいてい時間はできません。曜日で決めてしまうほうが、はるかに続きます。
そして、来たときに何をやるか迷ったら、そのまま聞いてください。その場で一緒に決めます。 「何をするか決まっていないから行きにくい」という必要は、まったくありません。
GIFTの自習席は、こういう場所です。
自習席に来た人がよく言うことがあります。
「家より集中できる」
これは本人の意志が変わったわけではなくて、周りが全員勉強しているからです。人は、周囲の空気に強く引っぱられます。家にいるとスマホに手が伸びるのに、自習席だと伸びない。これは意志の強さではなく、環境の差です。
だから、家で集中できないのは、まったく悪いことではありません。 集中できる場所に移動すればいいだけです。そのために席を開けています。
分からないところがあれば、その場で聞けます。黙々とやりたい日は、黙々とやってもらって構いません。どちらの使い方でも大丈夫です!
保護者の方へ、お伝えしたいことがあります。
テスト前にお子さまが自習に通っている姿を見ると、安心されると思います。そして、テスト後に行かなくなると、少し気になるかもしれません。
そこで、声のかけ方をひとつ提案させてください。
「テスト前なんだから行きなさい」ではなく、テストがない時期に来た日のほうを見てあげてほしいんです。
「テストないのに行ってきたんやね」
「忙しいのに自習に行ったの、私はすごいと思う」
テスト前に行くのは、締め切りがあるので誰でも動けます。締め切りがないのに動けたことのほうが、ずっと難しくて、価値があります。 そこを認めてもらえた子は、次の週も行きます。
通う曜日を決めるところは、ご家庭の予定とも関わります。もし決めにくい場合は、面談でご相談ください。送り迎えの都合も含めて、一緒に組み立てられます。
空いている今こそ、来てください!
テストが終わったあとの教室は、少し静かです。席も選べます。質問もゆっくりできます。
そして、空いていた席に誰かが座ってくれると、こちらは単純に嬉しいです。
実は、今がいちばん「おいしい」時期なんです。
テスト前に満席になるあの熱気は、私たちも好きです。そこに毎回来てくれている人は、本当にすごいと思っています。
そのうえで、あの1週間を楽に過ごせるかどうかは、今この時期にどれだけ来ているかで決まります。 せっかく動ける力を持っているのですから、いちばん効く時期に使ってほしいんです。
週1回でも大丈夫です。30分でも大丈夫です。まずは曜日を1つ決めて、顔を出してみてください。
自習席は開けて待っています。待っているので、気軽に来てください!





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