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プロフィール
登録日: 2019年3月12日
記事 (46)
2026年8月8日 ∙ 4 分
成績が伸びる生徒に共通しているのは、「当たり前の基準」が高いことです!
同じ授業を受け、同じ教材を使い、同じ時間だけ勉強している。それなのに、伸びる生徒とそうでない生徒がいます。 長く生徒を見ていると、この差が生まれる場所がはっきり見えてきます。頭の良し悪しでも、勉強時間の長さでもありません。「これくらいはやって当たり前」と本人が思っているラインの高さです。 私たちはこれを「基準」と呼んでいます。 「やった」の中身は、人によってまったく違う たとえば、宿題のワークを1ページ解いてくる。同じ「1ページやった」でも、中身はここまで違います。 基準が低い状態 答えを書いて、丸つけをして、×を消して赤で正答を書き写す 分からない問題は空欄のまま、あるいは答えを写す 提出できる状態になったら終わり 基準が高い状態 丸つけをしたあと、なぜ間違えたのかを確認する 解き直して、自力で正解できる状態まで持っていく 分からない問題に印をつけ、質問する準備をしておく 前者にとっての「終わり」は提出できること、後者にとっての「終わり」は解けるようになることです。同じ1ページでも、身につくものはまるで違います。 そして重要なのは、本人はどちらも「ちゃんとやった」と思っていると...
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2026年8月1日 ∙ 4 分
「やる気」より先に整えるもの ― 学習習慣のカギは環境整備にあります
「うちの子、やる気さえ出ればできるはずなんですけど……」 保護者面談でいちばん多くうかがう言葉かもしれません。実際、お子さまの能力を疑っている保護者の方はほとんどいらっしゃいません。足りないのは能力ではなく「やる気」だ、と多くの方が感じておられます。 ただ、私たちが日々多くの生徒を見てきて確信していることがあります。それは、勉強が続く子と続かない子の差は、やる気の量ではなく「環境の設計」にあるということです。 やる気は「原因」ではなく「結果」 やる気を出してから机に向かう、という順番を前提にすると、勉強は永遠に始まりません。人間の意欲は、行動する前ではなく、行動を始めたあとに湧いてくるものだからです。 さらに、意志の力には限りがあります。学校で6時間集中し、部活動で体力を使い、帰宅した中学生に「あとは自分の意志で机に向かいなさい」と求めるのは、かなり無理のある話です。 だからこそ、意志に頼らない仕組み ―― つまり環境整備が必要になります。勉強を「がんばること」から「やらないほうが不自然なこと」に変える。これが習慣形成の本質です。 整えるべき環境は4つあります 1....
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2026年7月24日 ∙ 4 分
膨大な宿題は「まず1問」から。5分で始めると、なぜか進む話
机の上に積み上がったワークとプリント。ページ数を数えてみると、とても今日中に終わる量ではありません。 そんなとき、多くの人が同じ行動をとります。 とりあえず、後にする。 そして数日後、量はさらに増えている。この繰り返しに心当たりのある人は、決して少なくないはずです。 今回は、この「手がつけられない」状態から抜け出すための、たったひとつの方法についてお話しします。 なぜ、量が多いと始められないのか やる気がないから始められない――そう思われがちですが、実際は少し違います。 課題の量が多いとき、私たちは無意識のうちに「全部終わらせること」を頭の中でシミュレーションしています。 50ページのワークを前にして、50ページ分の労力を一気に想像してしまう。そして「今日は無理だ」と結論を出し、机から離れる。 つまり、始められないのは意志が弱いからではなく、最初に見積もる負担が大きすぎるからです。 だとすれば、対策はシンプルです。見積もりを、うんと小さくすればいい。 「まず1問」「まず5分」の力 そこでおすすめしたいのが、次のルールです。 今日は1問だけ解く。今日は5分だけ机に向かう。...
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